彼岸

ニーチェ善悪の彼岸isbn:4480080813 を読了(道徳の系譜はまだ)。もっともなことがたくさん書いてある。受け容れがたいところもたくさんあるけど。気合いは入る。厳しい制限が課されている場合のほうが高みを目指しやすいとか、つねに世に超然として生きよとか。これは自分で買った。


我が家の居間に転がっていた(よくわかんない本がいつも転がっている)、島田雅彦『彼岸先生』isbn:4828824219 は、ぱらぱら眺めたけれども、よくわかんない。というかそんなによくない。漱石のパロディっぽい。彼岸はニューヨーク。とにかく胡散臭い。暇なら読んでもいいんだけれども。


胡散臭いと言えば、孤島からビンを流す会がぴらぴらの暇を吸収してもっとあやしい存在になろうとしている。