概念を混同することについて

言語を使っている限り、概念を混同することは不可避である。ものごと全体(集合ですらないほど大きい)の一部を指して名前をつけてしまうのだから。概念の混同を減らして、解像度の高い世界像を得ることは、世界を把握するために望ましい。しかし、概念の混同を一切排斥しようとしても、それは詮無きことである。


ぴらぴらは、異なると思われているものごと同士をわざと同一視して、洞察を得るのが好き。


Note0: 数学的対象については、話はわかりやすくなっている。

Note1: 言語は概念の指示専用の機構ではない。