あちらこちらで
どこに行っても、なにかしらやりかけのことがあって、それで遊ぶことができる。頼まれたからすることもあれば、楽しいからすることもある。
やりかけのことを早めに済ますと気分がよいので、留保されていることがらが少ないほど生きるのが楽なようだとどこかで読んだ気がする。しかし、やりかけのことをある程度抱えてつまみ食いしていると、僕は幸せである。
頼まれたから(あるいは必要だから)することと、楽しいからすることとを、吉本隆明『言語にとって美とはなにか』で言うところの指示表出と自己表出とにそれぞれ関連づけて考えることができると思う。
プログラミング言語にとって美とはなにか。
このまえ、河村さんが泊まるところがないというので、7号館で一夜一緒に過ごしてしまった。
囲碁のルールを数学ちっくに説明してみた。任意のグラフの上で打てるように、また簡潔であるように。
文語で日記を書いて世に文語を広めなさいと言われた。ときどきやってみたい。でもそのためには習慣的に古文を読んでいないと、自然に言葉が浮かんでこない。
あと、みにぴらが現れたらしい。トナカイ。