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うらうらしく、よき日なり。
一限より数学の講義を受く。珍事なり。
最初にすべて定義し直され、迷うところ無し。
天下一品でラーメン食す。からしみそを加う。
散髪す。寒し。
風邪、熱は高からず。鼻、通るとも通らずとも言へず。頭重し。
昼いぬ。つれづれなれば、枕頭にパソコン据えつ。
たはぶれに、いにしへぶりに、にきものせんとす。いつまで続くとも知れず。てにをはを習ひしより、はや、いつとせをかぞふ。あやまちあらむ。
さる週末、六本木の楼上に、ゆきだるまものす。雪玉をまるうするこそ、難かれ。かしらを据うるにも難儀す。ややもすれば崩れ落つ。くびまはりに雪を押し当て、ささへとなす。もはや、ゆきだるまにあらず。わらはがほ描けり。あした、人はなにとや思ひけん。
もじぴったんいとをかし。なよよかなるかなのいちめん埋めつくす、もじくんどものゆくらゆくらに踊りやまざる、たのしきこと比ぶべくもあらず。
湯島の聖堂にも参る。雪を抱えたる孔子像と対面す。いつくしうもやさしうもあり。