こころもとなきを抑へ暮らし明かさん。のびらかなるは、我が得手なり。のびのび。
いにしへ文のことのは見つくる、わづらはし。慣れず。読める嵩の足らねばならん。なにをか読まん。源氏の物語長ければ、定めて須磨源氏とならむ。宇治拾遺すでに読めり。今昔物語集は三宝の話おほく、おそれおほし。古今著聞集、おもしろからん。
古き辞書「言海」を開けば、目新しき語、おほく見ゆ。 「くねくねし」 こころのねぢけたるさま。 「けつね」 きつね。 「しじむ」 ちぢむ。 語感の異なる語も見ゆ。 「ちんまり」 つつまやかに、ほどよく小さく。
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