TOEFL

起きたら遅刻しそうだったので、隣町の、ささぽんオフィスの近所に、へろへろと歩いていって、TOEFLを受けて、ふらふらと帰ってきた*1。暑いのである。京都はもっと暑そうだが。試験場は涼しくて、matr氏がいた。


試験そのものは、いろいろ面白い話が聞けた。合計5へぇ程度か。2万円近い受験料のもとを話の面白さだけで取り返すには、40倍濃厚にしないといけないらしい。


試験終了後に、スコアをキャンセルするという選択肢があらわれた。もしそれを押していたら、本当に話の面白さだけでもとを取らなくてはならないことになっていたようだ。


新古今和歌集を眺めていたら、「身は止めつ心はおくる山ざくら風のたよりに思ひおこせよ」というのが出てきた。そうね、いい覚悟ね。「疎くなる人をなにとて恨むらむ知られず知らぬ折もありしを」うん、まぁ気にしなければいいんじゃないかしら。それでも「恨みわび待たじいまはの身なれども思ひ馴れにし夕暮の空」という気持もわかるんだけど。SKKに文語辞書を載せたら、ついつい和歌を打ちたくなってしまった。

*1:へろへろよりも、ふらふらの方が、少し元気になっている。

広尾事情

久しぶりに「ルパン三世」を放映している。家族が観てるので音だけ聞こえる。久しぶりに聞いて思ふらく、銭形警部の「るぷぁ〜ん」と呼ぶ声は、ほとんど恋愛感情のようなものではないか。背筋が泡立ちぞっとすることであるよ。


広尾の商店街の歩行者天国は、人どおりが激しく、道の先には東京タワーがのぞいて、まぁ観光地のようなものである。この季節がいちばんいいな。


近所のケーキ屋さんが、東京ミッドタウンに移転してしまった。元のお店も残っているけれど、そこで買うには予約しないといけないそうな。


夕食は煮込みハンバーグ。おいしいけど、ぴらぴらには忘れられない煮込みハンバーグがあるのだ。


まだTOEFLの準備をしていない。文語日記をこっそりつける。


へろへろという言葉は平家物語にも登場するらしい。ひらしらげとは玄米のことらしい。ぴらにご容赦、と言っても真剣に謝っているように聞こえない。

することがいっぱい

なのに、本人は暇な気でいる。放っておくと大変なことになるかもしれない。ならないかもしれない。

  • 演習3。確かに古典的な時系列解析は盲点であった。なにしろ経済学部の図書館でわざわざ時系列解析の本を借りて、興味ないからいいや、とその日のうちに返却してしまったくらいだ。でも知ってみたいかも知れない。ランダム性の検定手法を片っ端からみていこうかなぁ。
  • なんか課題があった気がする。でもユーザインタフェースの講義は取らないことに決めたから、それの課題はやらないことになる。遺伝的アルゴリズムの課題は、去年の暮れに数理の翼のお仕事のために書いたプログラムをそのまま提出すればいいかも。ほかにも何かあったかも。
  • 文語日記を書くという遊びがある。
  • そういえば、あさってTOEFLなのに、何も準備していないなぁ。


このごろやせてきたらしい。相変わらずおいしいものばかり食べているのに。なんでだろう。たぶん、地下室に泊り込むときにローソンで買いこんで食べる納豆巻5本セットが無くなったおかげなのかなぁ。というか、100gのケーキを食べた場合と食べなかった場合で、t時間後の体重が何グラム違うのかという問題の答えを、いまだに知らない。誰か〜

一箱古本市

ぴらぴら会に先立って、一箱古本市に行ってみた。小さめのダンボール一箱に本を入れて売っている。まだどれもちゃんと読んではいないけれど、最初のほうを眺めた感想:

  • 母の言い訳 母となった黒木瞳による。頭がよくて凛としていて、そのほかいろいろ妬まれそうな要素を持っているのに嫌味でないのは、真剣だからだと思う。自分の持てる時間と力を活かす努力をしさえすればそれでよいと考えれば、『仕事と育児との両立』その他のお題目は関係ない、と書いてある内容に通じる。
  • 太郎に訊け!―岡本太郎流爆発人生相談 これも、人間的にひらくことを教えている。上とは少しだけ違う。常に危険だと思うほうに自分を賭ける、とか。上の本と、共通して出てくる言葉があった「ただ生まれてきたから生きている…」上の本には、インドの人々の様子を描写する言葉として、驚きをもって書いてある。この本には、現代日本の多くの人の生きかたとして嫌悪感をもって書いてある。
  • ロートレアモン『マルドロールの歌』 なんか疲れそうなので、しばらく読まないでおく。

どっちにしても、卑屈なのはやだなー。心がけることにする。

ご新規様

このごろうちの近所の飲食店で、「ご新規様」という言葉をよく聞く。
「ご新規様3名様で〜す」(入り口の近くの店員)
「いらっしゃいませ〜」(声をそろえて)
みたいな。


うまいこと考えたなーとは思う。作業しながら入ってくる客に気を配らなくてはならない負担が、一部の人に限定されるので。


でもなんか気持ちが悪い。人のことを新規と呼ぶからだろうか。ご継続様はどこにいるのだろうか。

最近の読書

読み始める、がたくさんあるのに、読み終わる、がほとんど無いので紹介しづらい。

明日は明日で友達と古本市に行くことになっているしなぁ。


前に早稲田の古本屋で買った現代日本文化論〈12〉内なるものとしての宗教(副題:内なるものとしての宗教)は、章によっては退屈だけど、気になる本ではある。ぴらぴらには罪というものがあんまりよくわかっていないのではないか。ニーチェがしっくり心地よいのは、どうもまともでないかもしれない。

まぁ、人に迷惑はかけたくなかったり、人に迷惑をかけたら謝りたくなったり、およおよと思ったりはする。が、そのために人の自分に対する評価が下がることは理解できても、自己の価値が損なわれた感じはしない。


このごろ腰をすえて何かすることが減っている気がする。文語日記でも書こうかな。


つくねん。